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稲見 俊哉*; 日野 理*; 納土 晋一郎*; 金尾 りんな*; 池田 直*; 山田 安定*; 片野 進
Physica B; Condensed Matter, 241-243, p.433 - 435, 1998/00
被引用回数:6 パーセンタイル:42.67(Physics, Condensed Matter)低ドープ側のペロブスカイトMn酸化物において、電荷秩序がおこることを中性子散乱で観測した。LaSrMnO x=0.1及び0.15では、ホールの秩序温度は、電気抵抗の上昇する温度に一致している。電荷秩序による超格子構造は、母結晶に対してコメンシュレイトであり、その同期は、224と表される。一方PrCaMnO(x=0.25)では、誘電異常が観測される120K近傍で異常を持つ超格子反射が観測された。同期は、124と考えられている。どちらの系でも、Jahn-Teller歪を伴う変型が主な働きをしていると考えられる。